カテゴリ:編集部コラム( 56 )
田舎に戻る
白馬に生まれて白馬で育ち、二十歳で都会に出た私。目の前には田舎にはない物珍しい人と世界が広がっていました。欲しいものが目の前にあふれていて、どきどきしました。電車に合わせて行動しなくてよい生活、便利だなあと思ったものです。映画やショッピング、かつて特別だった「おでかけの日」が毎日やってくるようでした。
 誰にも干渉されない悠々自適な生活。何でも自分でやってきたという自負から、一人暮しは私向き、と思っていました。
 しかしまだまだ青かったのです。トイレットペーパーが常備されていること、いかに有り難いことだったかを思い知りました。聞き慣れない騒音が外から聞こえてくる度、びくびくと布団にもぐりました。母がひとつ屋根の下に暮らしていてくれた、かつての日々を、初めて感謝しました。
 一人の生活の中で私は友達に手紙を書きました。そこには何度も「寂しい」と書きました。それまで「寂しい」なんて漢字、読めても書けなかった気がします。
 学校を卒業し、白馬に戻りました。ホッとしました。でもそれは始めだけでした。私は四年で大きく変わり、白馬が私にとってかつてのものではなかった、ということに気がつきました。見知らぬ街にきたような新たな感じがしました。それは二十歳で都会に出ていった時と同じ感覚です。
 白馬に戻ってきて二ヶ月。この生活でもとまどうことはあるけれど、仕事にも慣れてきて白馬がまた私のホームタウンといえるような気がします。
 朝、出勤途中にコスモスや栗の実がなるのをみると、晴れやかな気持ちがする今日この頃、自分が生活する場所がどこであっても楽しめればいいなと思いました。 
第二次白馬生活、面白くしたいものです。
[PR]
by hakuba_joho | 2006-10-15 17:04 | 編集部コラム
月見の宴
 月月に月見る月は多けれ ど月見る月はこの月の月 (詠み人知らず)
 
これからの季節一年の間で一番空気が澄んでいるので、月が綺麗に見える。
中秋の名月とは、旧暦の8月15日(十五夜)と9月13日(十三夜)の夜の月をさす。また、旧暦8月は、秋(7-9月)のちょうど中頃なので「仲秋」と呼ぶ、そのため仲秋の名月と表記する場合もある。前述の短歌でも、『月』が8回あり、「この月」が8月であることを示している。

 その昔、平安時代の貴族たちは月を愛でながら即興で和歌を詠み、その出来栄えを競いながら宴を楽しんだといわれている。現代とは違い、自然の風景も立派な娯楽だったに違いない。
秒単位でアクセクと動き続ける現代人は、愛でる対象であったはずの『月』をも商売にしてしまった。
『月の土地』を販売し、権利書を発行するという。お値段は1エーカー(約1200坪)2700円。1エーカーはサッカーグラウンド1つ分に相当するらしい。地球価格にすればかなりお安いのでは。
ちなみに、現在地球から見える表面だけで、約50億エーカーあり、約4億エーカーの土地がすでに販売されている。しかし、着眼点がとてつもなく壮大である。宇宙の遥か彼方に自分の土地があるというのも、現代的で夢があるのかもしれない。
満ちた月も欠けた月も神秘的で美しく、時間を忘れて見入ってしまう。たとえそれがどなたかの土地であったとしても、この際関係ない。

 和歌を詠み、風流な気分に浸ることはできないが、およそ一ヶ月に一度やってくる『満月』の日に宴を催すのも一興。気の合う仲間と大好きな『梅酒』で乾杯といきましょうか。 
[PR]
by hakuba_joho | 2006-09-15 15:49 | 編集部コラム
夏の思い出
春・夏・冬休みの中で最も長い『夏休み』真っ只中。
子供達は、プールに海にと楽しい計画が目白押し。
しかし、親にとっての『夏休み』は毎年の事ながら、ある意味修行に近いものがある。宿題の出来具合、お昼ご飯の用意、兄弟けんかとストレスは溜まる一方。毎日学校に行って給食を食べて帰って来てくれる事がこんなにありがたいとは…。
私の日々の精神状態が平穏に保たれているのは学校のお陰?

 三十数年前、小学生だった私は、毎朝ラジオ体操に行き、学校のプールで泳ぎ、毎年真っ黒に日焼けしていた。家族で海や山に行ったり、おじいちゃんの家に行くのもとても楽しかった。
確かに宿題には苦戦したが、それよりも楽しかった記憶のほうが多い。この年になってもアクティブに遊ぶことが出来るのも、あの頃色々と経験していたからかもしれない。
 小学生だった私に父が「○年生の夏休みの今日は今日だけしかないから無駄にしたらあかんで。」と言ってくれた。あっという間に巣立っていってしまう子供達と一緒に過ごす数少ない『夏休み』を無駄には出来ないし、ストレスが溜まるなんて言ってられない。
「物より思い出」なんていうテレビコマーシャルもあったなー。親になってからの『私の夏休み』、今年は子供達と楽しい思い出をいっぱい作ろうっと。

みんなー、仕事を休んでごめんね。二学期からまたがんばります!! 
[PR]
by hakuba_joho | 2006-08-15 16:51 | 編集部コラム
明日天気になあれ
 日本にはたくさんの天気に関する俗信や諺がある。その中には、昔の人の長い経験から培われ、現代でも通用するものから下駄を飛ばし表裏で占う遊びまでと様々。例えば『猫が顔を洗うと晴れ』という言い伝えがあるのだが、地方によっては『猫が顔を洗うと雨』という逆の言い伝えになっている。詳しく調べると、一定の気象条件(海抜、湿度、経緯度など)によって言い伝えが分かれているとか、猫が顔を洗うときのポイントが耳の後ろか否かと色々細かい条件があるようだ。耳の後ろは顔じゃない!という疑問はここでは省略して、この地方で通用する言い伝えを考えてみよう。まず白馬に住むようになって知った『山が近くに見えると雨』と『月夜周りは雪が降らない』の2つ。私には科学的な根拠や統計云々を語る術はないのだが、ふと外に出たとき「そういえば」と景色を見てこの2つの言葉を思い出し、言い得て妙だと感じることが多々あった。山も無く、雪もさほど降らない都会で育った私は、特にこの2つの言い伝えが好きだ。白馬では有名な言い伝えだが、言葉の通りここでこのように伝えることが出来て嬉しい。自然哲学を肌で感じる、最高!
 では毎朝ニュース内で放送されている天気予報はどうだろう?実はいろんなテレビ局、インターネットのサイトなどを知る限り調べちゃったりすると、明後日の天気辺りは予想不可能になる。情報を集めただけ処理不可能になるのだ。その中で最もやっかいな《降水確率50%》。子供の頃からずっと疑問だった。普通に考えて50%という数字はこと予想に関しては《どっちかわからない》という理解になってしまう。これではファミレスなどで「お煙草はお吸いになりますか?」と聞かれ「吸うかもしれないし、吸わないかもしれない」と答えるようなもの。これでは困る。しかしこの降水確率50%、気象予報での意味合いは『1mm以上の雨という予報が100回だされたうち、およそ50回は1mm以上の雨が降る』なのだそう。ということは、100回の予報中50回は外れるということなのか!?まぁ、確立というのはそういうものではないんだろうけど・・・。これ以上考えるのも馬鹿馬鹿しいので思考停止。 
[PR]
by hakuba_joho | 2006-06-17 09:39 | 編集部コラム
ダイエット奮闘記
冬服と一緒に分厚い脂肪も脱ぎ捨てたくなる季節がやってきた。乙女(?!)の永遠の願いである、あと3キロ減が目標だ。しかし、寒さ対策と言い訳して身に付けた余分な贅肉は、ちょっとやそっとじゃ落ちそうにない。
 千里の道も一歩から。まずは取り掛かりやすいところで、間食抜きを始めてみた。周りが、ばりぼりとお菓子を食べているのを横目にひたすら我慢。なにか食べたくなったら水を飲んでしのぐ。編集室はお菓子の宝庫。それは辛い毎日だ。なのに、少しも効果が現れない。小柄なくせに、編集室一大きなお弁当を食べていたのだが、それも小さくした。ひと月たっても、何も変わらない。甘いものがむしょうに食べたい!
 ある日、入浴中に石けんが無くなっていることに気付き、以前購入しておいた体に優しい石けんをあけてみた。こしあんのような色で、香りはまるで葛饅頭。おまけに無害で、なんと食べても大丈夫だそう。和菓子に目がない私。石けんを握り締めて思案した。それは某インターネットサイトで購入したのだが、購入者のコメントの中に「届いたら食べてみます」とあったのを思い出した。他にも食べてる人がいることだし、石けんだったら太りはしないだろうし・・・。思い切って、米粒大くらいをかじってみた。味まで葛饅頭のようだ。ただし、まずい。まずい葛饅頭だ。これだけまずければ、食べる気もおさまってちょうど良かったと思っていた矢先、舌と喉を突き刺すような刺激が!「うぇ〜」と顔を歪めながら、水をがぶ飲みしたのだが、その刺激が全然消えない。食べられるからって食べちゃいけないんだ。ガッついた罰が当たったんだ。なんてバカだったんだ・・・。
 こんな辛い目にあって、なんの効果もないなんてあんまりだ。しかも、甘いものをあんまり我慢すると、脳の働きが鈍くなるらしい。これ以上鈍くなるのは困る。さらに、空腹時間が長すぎると、飢餓状態に耐えるため、余計エネルギーを蓄えようとする働きが体には備わっているという。迷惑な話だ。
 結論ーやっぱり運動するしかない。目下努力中なのだが、早く効果が現れてくれないと挫けてしまいそうだ。贅肉が、服のように簡単に脱げればいいのに・・・。
[PR]
by hakuba_joho | 2006-05-15 13:32 | 編集部コラム
仲間っていいもんだ
 今シーズンもあっという間でした。(って、まだまだ滑れるスキー場はあるんですけどね…。)私のスキー仲間達は、週末滑りにまだまだ出掛けているようで…。
 そんな仲間達と、新潟県・苗場スキー場で行われた『第43回全日本スキー技術選手権大会』を観に行ってきました。昨年までは八方で行われていた大会です。全国の各地区予選を勝ち抜いた選手達がスキーの技術を競います。白馬村・小谷村出身の選手も長野県の代表としてたくさん出場しています。今年は悪天候で、雪、雨、風…。晴天の日もあったけど、お天気盛りだくさん。風でリフトが止まってしまい、一種目が途中でキャンセル。急遽ナイターレースになったり…。選手にとってはかなりハードな試合だったのでは…(観戦していた私達はキツかったぁ~)。でも、みんな同じ条件なんですよね。どんな条件でも、いかに集中して自分の滑りができるか…。そんな中、白馬村の選手が大活躍です!八方尾根スキースクール所属の丸山貴雄選手が総合3位に、同じく八方尾根スキースクール所属の太田真由美選手が総合3位、そして岩岳スキースクール所属の嶺村聖佳選手が総合優勝!なんと五連覇!三連覇の時もすごいと思ったけど、五連覇ですよ、五連覇!すごいよ~、聖佳ちゃん!すごすぎるよぉ!ホント感動しちゃいました。
 聖佳ちゃんが「たくさんの仲間に支えられたから」って言ってたけど、ホントそういう仲間って大切ですよね。私も小さい頃からずっとスキーばっかりで、今も続けています。それは、たくさんの人と出会えて、その仲間と一緒に滑りたいと思うから。時にはライバルとなって試合で戦ったり、スキーを教えたり教えられたり…。夏には山に登ったり(って、私は行かないけど…)、飲み会開いてスキーについて熱く語ったり…。何でも話せる仲間だから、ツライ時もたくさん支えてもらいました。スキー続けてて良かったと最近よく思います。私もみんなに負けないように老体にムチ打ってまだまだ頑張りますよ~。ってことで、来シーズンも冬いっぱいお休みするかも?!いいよね?編集長!
[PR]
by hakuba_joho | 2006-04-17 08:26 | 編集部コラム



白馬村にある地域密着情報誌ラ・プラース!女性だらけの編集室内であんなことや~こんなことをつづっています♪白馬・小谷の旬な情報が手に入るかもよ~?!
by ラ・プラース編集室
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
カテゴリ
全体
編集員のあれこれ
取材あれこれ
白馬の飲食店
小谷の飲食店
白馬あれこれ
小谷あれこれ
イベント
次号予告
編集部コラム
以前の記事
2015年 07月
2015年 06月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2009年 12月
2009年 10月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
2007年 12月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 08月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 03月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 11月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 06月
2006年 05月
2006年 04月
2006年 01月
2005年 12月
2005年 11月
2005年 10月
2005年 09月
2005年 08月
リンク
毎月2回発行『ラプラース定期号』のWEB版だよ
pt9.jpg

白馬村・小谷村のローカル情報が盛り沢山!!
自然の宝庫、信州・白馬村と小谷村。私たちの大切なふるさとをご案内します。

ランキングに参加中♪
人気ブログランキングに参加しています♪応援宜しくね!

QRコード


検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧